この著者の記事
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日本を「国際秩序の破壊者」と見る中国に、いま何を伝えるべきなのか
高市首相の台湾有事発言について、中国は「日本の軍国主義」が国際秩序を破壊する兆候と捉えている。背景には、トランプ政権が中国に「融和」と「台湾テコ入れ」という矛盾…
2026年1月27日
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ウクライナ侵攻で習近平が懸念する「プーチン支持の内政的リスク」
「戦狼外交」だけでは国民に具体的成果を見せられず、中国の外交は微妙な方向転換を図っている。確かに「ロシアとの良好な関係」は有効なカードであり得るが、そのロシアに…
2022年3月4日
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中国の「空気」が変わってきた
ゼロ・コロナ政策と「戦狼外交」を使って国民の求心力を高めた習近平政権だが、この2つの道具が使えなくなった2022年11月頃が転機となった。経験と実績に裏打ちされ…
2024年2月26日
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「江沢民の安定」得られぬ習近平統治「5つの違い」と「最大の挑戦」
全人代は大きな動きなく終わったが、水面下では習近平3選後の路線をめぐり、せめぎ合いが続いているのは間違いない。権力集中を着々と進めた習近平が、いまだに安定感に欠…
2022年3月23日
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人民日報紙面を賑わす外交成果の「正味な話」
習近平主席がこの1年に直接関与した活動のほぼ半分は外交であり、外交部門トップ・王毅政治局委員の動静も大きく報道されている。政権はこれらの上首尾を強調するが、4月…
2024年5月7日
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「百年なかった大変局」に「中ロ蜜月」で臨んだ習近平の進退両難
習近平は「世界は不安定な変革期に入った」との認識のもと、対米持久戦の備えとしてロシア接近を演出した。しかし、中国共産党には鄧小平路線の経済重視という「正しい結論…
2022年4月26日
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ロシア「新冷戦」の狙いと衝突する中国外交――熾烈な神経戦がアジアで続く
ロシア・ウクライナ戦争に勝つ仕掛けを作らねばならないロシアは、東アジア情勢の緊張を高め、中ロ朝を一つの陣営とする「新冷戦構造」の形成を狙っている。だがそれは中国…
2024年7月24日
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苦肉の「動的ゼロ・コロナ」で守る共産党の威信と経済の悲鳴
北京式ゼロ・コロナ政策の出口戦略として、経済との共存を目指す「上海モデル」は暗黙の期待をかけられたはずだ。その崩壊が経済に打撃を与え社会の忍耐力をすり減らす中で…
2022年5月30日
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三中全会「中国式現代化」の“分からなさ”は習近平式ガバナンスの重要ヒント
今回の三中全会の決定には市場にインパクトを与えるものが見当たらず、どう理解したら良いか分からないとの評価も多い。だが、それは机上の理論で現実を縛る、言い換えれば…
2024年8月15日
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毛沢東「延安整風」と習近平「反腐敗」の埋まらぬ懸隔
習近平の「反腐敗」は毛沢東が権力掌握を完成させた「延安整風」に準えることができる。しかし、峻烈な人間改造による粛清を今に再現することは不可能だ。そしてそれ以上に…
2022年6月29日