この著者の記事
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イランの戦略変化の背景――「戦略的忍耐」修正とロシアへの傾斜を手がかりに
「戦略的忍耐」を掲げてきたイランが今年4月、史上初めてイスラエル本土を直接攻撃した。背景には自国大使館への攻撃に対して断固たる態度を示す必要があったことのみなら…
2024年6月25日
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改革派勝利で「柔軟性」を示したイラン大統領選挙――ペゼシュキアン次期大統領の政策方針とは
ハメネイ最高指導者が意中の候補者を明言せず、保守強硬派候補が一本化されなかった背景には、選挙で意思表示させることでヒジャブ抗議デモのような抗議活動を抑えようとし…
2024年7月12日
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「西アジア」地域情勢にアフガニスタン・パキスタン戦争が持つ意味――パキスタン軍部の現状認識とアプローチを中心に
米イスラエル・イラン戦争の仲介役を担うパキスタンは、他方で隣国アフガニスタンとの軍事衝突を続けている。今年2月27日、すなわち米イスラエルによるイラン攻撃の前日…
2026年4月16日
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アフガン米軍撤退:米国の「対ISKP軍事行動」に見る「対テロ戦争」の新しい姿
タリバンによるアフガン統治は不透明だ。脅威が増すISKPとは如何なる組織で、なぜタリバンと対立しているのか。「対ISKP」での米国とタリバンの協力関係にどのよう…
2021年9月3日
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アフガン「タリバン政権」が内部に抱える「路線対立」「部族間対立」
大方の予想を覆し、首相代行ではなく副首相代行に就任したバラーダル副指導者兼政治局長。背景には深刻な内部対立があるという。タリバン政権に早くも暗雲が垂れ込めている…
2021年9月18日
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タリバン「女子教育再開」初日撤回が示す暫定政権内「保守の発言力」
再開初日に撤回されたアフガニスタンの女性教育。その背景では、タリバン指導部中枢で、強硬派が強い影響力を保持していることが窺える。
2022年3月31日
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タリバン復権1年 「アルカイダ指導者殺害」で表出した言行不一致
アフガニスタンでのタリバン復権から8月15日で1年が経つが、米軍のドローン攻撃で死亡したアルカイダのザワヒリ指導者をめぐって、タリバンは「知らぬ存ぜぬ」の苦しい…
2022年8月17日
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イラン「革命防衛隊の強大化」で遠のく核合意再建
米イランの核合意再建に向けた交渉が膠着状態に陥る中、イランがウラン濃縮度を84%に引き上げた可能性があると報じられた。イラクとオマーンの仲介による交渉の再開が模…
2023年3月1日
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シリア戦線の「敗者」、イランはどのような事態対処を行うか
イランは2011年以降、アサド政権維持のために300億~500億ドルを費やしたとの試算がある。それはシリアがイスラエルに対する「抵抗の枢軸」、つまり非国家主体の…
2024年12月30日