連載|政治
Vol. 1
岩盤保守層はいま何を考えているか 78歳のキーマンが語った本心
2026年6月4日

0
石破政権の低迷、高市政権の高支持率の背景には「岩盤保守層」の動向が関係している、との解説はよく目にする。しかしそもそも「岩盤保守層」とは何なのか。『反共と愛国 保守と共棲する民主社会主義』『ドキュメント 日本会議』などの著者で、長年、保守・右派の取材を続けてきたジャーナリストの藤生明氏の連載「現代保守の基礎知識」。1回目のテーマは「岩盤保守とは何か」である。
安倍元首相が可視化した存在「岩盤保守層」
安倍晋三元首相が凶弾にたおれた2022年の前後、「岩盤保守層」という言葉が新聞、オピニオン誌などで散見されるようになった。今では定着した感さえあるが、いわゆる「モリカケ」などの逆風が吹いても揺るがず、安倍内閣の「支持率3割」を守った底堅い応援団を指す。宗教や労組の組織票が勢いを失う中、おのずと国政でのウエートが増している。安倍氏が可視化した岩盤保守層って、いったいどんな人々なのだろう。
国会議事堂にほど近い海運ビルは、日本会議(谷口智彦会長)系の集会で頻繁に使われてきた、保守運動ゆかりの地だ。本年4月20日、「今国会で皇室典範改正を!国民大会」が開かれ、与野党の国会議員や各界の賛同者、支援者ら約700人が集まった。
ニュースレターを購読する
新潮QUEは、「問う力」を養っていくためのサブスクリプションサービスです。
無料登録する
閲覧中の記事を印刷できます。
※ 印刷機能は有料会員限定機能です。
ご利用には有料会員登録が必要です。