政治

国を二分する「皇室典範改正」論議に旧宮家・久邇朝宏氏が明かした複雑な思い

2026年6月27日


<span>国を二分する「皇室典範改正」論議に旧宮家・久邇朝宏氏が明かした複雑な思い</span>
6月8日、東京芸術劇場で「ウィーン少年合唱団」のコンサートを鑑賞される愛子さま

6月10日に開かれた皇族数確保に関する与野党全体会議で、「女性皇族が結婚後も皇族の身分を保つ」「旧宮家の男系男子を養子に迎える」とする「立法府の総意」が取りまとめられた。皇室典範改正の作業が今後、進められることになるが、旧11宮家の一つである久邇家当主(邦昭氏)の弟にあたる久邇朝宏氏(81)が週刊新潮の取材に応じ、複雑な思いを吐露した。

「皇族には皇族にふさわしい教育が」

――旧宮家の男系男子の方が養子として皇室に復帰する案について、どうお考えでしょうか。

久邇朝宏氏:
考えたことがありません。私は昭和19(1944)年10月生まれの81歳ですが、皇籍を離れたのは3歳の頃で、いわばそれからはずっと一般人です。私には2人の娘が居ますが、息子は居ない。だから男系を意識したことはありません。皇室に復帰するということは全く考えたことがありません。

皇族には皇族にふさわしい教育があります。私は三笠宮家・崇仁さまの長女の甯子(やすこ)さんと学習院初等科の同級生です。彼女は宮家であるという教育を受けてきた一方で、私は全く受けていない。教育を受けていなければ、国民の信頼を得ることなどできないと思います。宮様として生きるための教育を受けていない状態で(皇室に)戻るということなど考えたこともありません。

――皇族としての教育を受けていたら、どうでしょうか。

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