社会

「とにかく従順に盲従しろ」 元「東京地検特捜部」エースが捜査対象女性に強いた主従関係の深層

2026年7月22日


<span>「とにかく従順に盲従しろ」 元「東京地検特捜部」エースが捜査対象女性に強いた主従関係の深層</span>
東京地検特捜部を揺るがす前代未聞のスキャンダル

週刊新潮編集部は7月15日に配信した号で元東京地検特捜部のエース検事にまつわる問題を報じた。この検事は昨年12月から東京高検に所属する西田将仁氏(48)。妻子を持つ身でありながら別の女性弁護士と暮らしていた。取材班はその詳細を取材し、昨年末の段階で、検察当局にその内容を質していた。だが、当局は迅速に処分をすることはなく、7月には西田氏が特捜時代に捜査対象者だった女性との不適切な関係が報じられてしまう。

元東京地検特捜部副部長の若狭勝氏は、これらの報道を受け、検察で第一に大事なのは「公正さ」だが、そこに「公正らしさ」が備わっていないといけないと週刊新潮の取材に対し指摘する。

「『公正らしさ』とは、傍から見て“公正にやってくれているな”と思えるような状況を指します。ここに疑いを持たれてしまえば、いくら検察が『刑事処分を公正にやった』と説明しても、世間は額面通り受け取ってくれません。つまりは捜査対象者とメッセージのやり取りをしてしまえば、何か手心を加えているのではなどと公正性に疑いが生じてしまう」(若狭氏)

その「公正らしさ」を揺るがす「事実」を取材班は突き止めた。

週刊新潮取材班が独自に入手したLINEのやりとりには、捜査を行う西田氏と捜査対象者の女性との「関係性」を見ることができる。捜査機関の検事と捜査対象者の一線を越えた高圧的なやりとり。男女としての「主従関係」を強制する文言。これは単なる男女の「不倫」ではなく、国家権力を監視する東京地検という「組織」が権力を盾に、社会の倫理を逸脱した行為に及んでいることを示している。

この問題を「可視化」していくことは、検察組織というものを考えていく上で重要である――。

まさにいま検察の「公正らしさ」が問われている中で、このことに異論を挟む人はいないのではあるまいか。

※本稿は週刊新潮7月30日・8月6日号に掲載の特集記事『「ご主人様と呼べ」驚愕のLINE入手! 元東京地検「エース検事」が捜査対象「女性」を支配した“異常な愛欲”』です。

「ご主人さまの所有物です」と答えることを強いられて

 これから紹介するのは、『週刊新潮』が独自に入手したLINEのトーク履歴だ。この中で会話を交わす男女の関係は、酸いも甘いも噛み分けた夫婦ではなく、固い絆で結ばれたカップルでもない。

 まず男性は、事件の被疑者を起訴するか否かの権限を一手に握る検事である。対する女性は彼の捜査対象者だったとなれば、このやり取りの異様さに拍車がかかろう。

 高圧的な口調で男性はこう問いかける。

「俺は○○(※編集部注=原文は女性の名前、以下同)のなんだ?」

 すぐに女性は、

「ご主人さま」

 と返事をしたが、その答えに対し男性は、

「です、が足りん やり直し」
「俺は○○のなんだ?」

 と執拗に女性を責め立てる。

 これに窮した女性は、

「ご主人さまの所有物です」

 と答えるに至るのだが、男性は念を押すようにして、

「それは絶対だ」
「とにかく従順に盲従しろ」  

などと女性に厳命を下した。

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 再び彼が「○○は俺のなんだ?」と詰問すると、いよいよ困惑した彼女は抵抗を試みたのだ。

 たった一文字、彼女が「…」と躊躇する様子を示すと、すぐさま彼は「即答しろ」と追い詰める。結局彼女は「ご主人さまの所有物です」と答えることを強いられてしまうのだった。

 他のやり取りを見ても、この男性は飽きることなく彼女へ屈辱的な受け答えを求めて「ひたすら素直に従順に盲従してろ」「それができるまで容赦なく厳しく厳しく厳しく調教し続ける」などと罵った。

 あまりに常軌を逸したこの男、LINEでは「Masapitt N」と名乗るが、己の本名を俳優のブラッド・ピットに模したつもりなのか。アイコンにはティアドロップのサングラスをかけた写真を用いているこだわりようなのだ。

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性的な関係を迫るのみならず高価な“プレゼント”まで要求

 そんな西田氏が野放しにされた結果、今年に入り検察庁へ“現役検事が捜査対象者だった女性と不適切な関係を結んでいる”との外部通報が入った。さすがに無視できないとなった最高検は、6月から西田氏に対する聞き取りを内々に始めたのだった。

 社会部デスクによれば、

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