新編 風の又三郎(新潮文庫)

どっどど どどうど どどうど どどう。風に乗って、謎の転校生がやって来た。自然の声と子どもたちの感性が痛いほど澄み渡る珠玉の短編集。

「やっぱりあいづ又三郎だぞ」谷川の岸の小学校に風のように現われ去っていった転校生に対する、子供たちの親しみと恐れのいりまじった気持を生き生きと描く表題作や、「やまなし」「二十六夜」「祭の晩」「グスコーブドリの伝記」など16編を収録。多くの人々を魅了しつづける賢治童話の世界から、自然の息づきの中で生きる小動物や子供たちの微妙な心の動きを活写する作品を中心に紹介。

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