「あれは間違いでした」
ロシアによるウクライナ侵攻も、アメリカとイスラエルによるイラン急襲も、いずれも「楽勝」であっという間に片がつくはずだったがズルズルと長引き、戦力を消耗しながら弱点を露呈するだけになってしまった。こうなった原因は、第一に明確な戦争目的の欠落にある。
仮に「目的」を立てても、それが相手の完全抹殺とか無条件降伏なんてものであれば当然ハードルは高くなり、損害も大きくなる。ビスマルクはドイツ統一という明確な目的の下、普墺戦争ではオーストリアに大勝しながら寛大な条件で講和し、続く普仏戦争ではオーストリアの中立を得てフランスを破っている。「勝っている」間は際限なく攻撃するプーチンやトランプとはレベルが違う。