何校出願すればよいのか
近年、首都圏の中学受験では、1人あたりの平均出願予定校数は9校弱となっています。ただし、これは延べ出願数。例えば、都内の難関校の“力試し受験”として人気が高い1月入試の栄東は、1回受験しても2回受験しても受験料が同じですし、開智は1回だけでも、すべての回に出願しても受験料が同じという仕組みになっています。
また最近では、試験当日の朝までに出願できる学校も増えています。前半の入試で合格を勝ち取れば、出願を予定していたが、実際には出願しないケース、あるいは出願したが受験しない場合もあります。そのため、実際に受験する学校は平均すると6校程度です。
ただ、その6校を選ぶためには、20〜30校ほどの情報を集め、そこから候補を絞っていくことになります。一般的には、1月10日から始まる埼玉入試で1〜2校、20日からの千葉入試で1〜2校受験し、2月1日から東京・神奈川の入試に臨みます。埼玉県や千葉県が遠い受験生は、都心部で実施される函館ラ・サール、佐久長聖、早稲田佐賀、西大和学園、愛光などの地方校の首都圏入試を受験する方も多いです。午後入試の増加もあり、親世代の中学受験よりも平均受験校数が1〜2校増えています。
6年生の秋になると、どうしても気になるのが偏差値です。偏差値は学校選びには欠かせないものですが、正しい見方を知っていないと、受験校選びを間違ってしまう恐れがあります。