特集|教育

Vol. 2

「開成、桜蔭志望はどこを第2志望にすべきか」「重要なのは2月1日の午後入試」SAPIX教育事業本部長が教える「併願校戦略」の実例集

2026年10月28日


<span>「開成、桜蔭志望はどこを第2志望にすべきか」「重要なのは2月1日の午後入試」SAPIX教育事業本部長が教える「併願校戦略」の実例集</span>

秋も深まり、中学受験もいよいよ出願校を決める時期を迎えつつある。そこで頭を悩ませるのが、第一志望校とともに「どこを併願するか」という問題だ。近年は同じ学校を何度も受けられる複数回入試や、即日合否が分かる当日発表校や午後入試の実施校が増え、選択肢はかつてより広がっている。では、何を基準に受験校を選択していけばよいのだろうか。SAPIX教育事業本部長・広野雅明氏が、最新の入試事情を踏まえながら、併願校選びでおさえておきたいポイントを解説する。(構成:石渡真由美/ライター)

何校出願すればよいのか

 近年、首都圏の中学受験では、1人あたりの平均出願予定校数は9校弱となっています。ただし、これは延べ出願数。例えば、都内の難関校の“力試し受験”として人気が高い1月入試の栄東は、1回受験しても2回受験しても受験料が同じですし、開智は1回だけでも、すべての回に出願しても受験料が同じという仕組みになっています。

 また最近では、試験当日の朝までに出願できる学校も増えています。前半の入試で合格を勝ち取れば、出願を予定していたが、実際には出願しないケース、あるいは出願したが受験しない場合もあります。そのため、実際に受験する学校は平均すると6校程度です。

 ただ、その6校を選ぶためには、20〜30校ほどの情報を集め、そこから候補を絞っていくことになります。一般的には、1月10日から始まる埼玉入試で1〜2校、20日からの千葉入試で1〜2校受験し、2月1日から東京・神奈川の入試に臨みます。埼玉県や千葉県が遠い受験生は、都心部で実施される函館ラ・サール、佐久長聖、早稲田佐賀、西大和学園、愛光などの地方校の首都圏入試を受験する方も多いです。午後入試の増加もあり、親世代の中学受験よりも平均受験校数が1〜2校増えています。

 6年生の秋になると、どうしても気になるのが偏差値です。偏差値は学校選びには欠かせないものですが、正しい見方を知っていないと、受験校選びを間違ってしまう恐れがあります。

おすすめの記事

すべて見る
戻るボタン 次へボタン

注目の特集

すべて見る
戻るボタン 次へボタン

おすすめの電子書籍

すべて見る
戻るボタン 次へボタン

おすすめの動画

すべて見る
戻るボタン 次へボタン

ニュースレターを購読する

新潮QUEは、「問う力」を養っていくためのサブスクリプションサービスです。

無料登録する