アメリカの中間選挙が異例の注目を集めています。下院のみならず上院も民主党が多数を占めるという予想がなされ、トランプ大統領が窮地に立たされるとささやかれています。近代にはいってからは宗教色が希薄だった民主党から牧師や神学関係者の立候補が目立ち、また民主社会主義を標榜する候補も現れ、従来の常識が音を立てて崩れつつあります。
そんななか、アメリカ政治の潮流の変化を先見的に見通していると評価されるパトリック・J・デニーン氏の著書『リベラリズムからの体制転換』が訳出され、話題になっています。長くアメリカ政治や思想を研究してきたお二人に、デニーン氏が見ている世界を丁寧に、そして時に批判的に解説してもらいました。