なぜ君は外交官「岡本行夫」を知らないのか
国際秩序が揺らぎ、戦争が再び世界の現実となった。今、日本は何を考え、どう行動すべきなのか。その問いを考えるとき、改めて知るべき外交官がいる。岡本行夫――。湾岸戦争、イラク戦争、沖縄の基地問題など、戦後日本が直面した難題の最前線に立ち、外務官僚の枠を超えて日米の間を奔走した「特命外交官」だ。米国を深く理解しながらも、決して追随せず、日本の国益と「名誉ある地位」を追求し続けた岡本。突然の死から6年。世界が激動する今だからこそ、その知られざる足跡と言葉から、日本の進むべき道を考える。