三島由紀夫の戯曲『鹿鳴館』。1956(昭和31)年に日比谷の第一生命ホールで初演された。連合国軍総司令部に用いられもした、第一生命の本社ビルの中にあったホール。鹿鳴館の跡地にもほど近い。『鹿鳴館』はどんな芝居か。明治19年の天長節の日の鹿鳴館で、洋装の欧化主義者と和装の日本主義者が対立し、悲劇を齎(もたら)す。作者は日本主義者に思い入れていようが、物語で勝つのは欧化主義者。三島的なるものは自身の虚構の中でさえだいたい負ける。
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連載|社会
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2026年7月13日
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三島由紀夫の戯曲『鹿鳴館』。1956(昭和31)年に日比谷の第一生命ホールで初演された。連合国軍総司令部に用いられもした、第一生命の本社ビルの中にあったホール。鹿鳴館の跡地にもほど近い。『鹿鳴館』はどんな芝居か。明治19年の天長節の日の鹿鳴館で、洋装の欧化主義者と和装の日本主義者が対立し、悲劇を齎(もたら)す。作者は日本主義者に思い入れていようが、物語で勝つのは欧化主義者。三島的なるものは自身の虚構の中でさえだいたい負ける。
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