教育

イギリス屈指の名門校「NLCS」はなぜ神戸に新校舎を開校するのか

2026年8月1日


<span>イギリス屈指の名門校「NLCS」はなぜ神戸に新校舎を開校するのか</span>

 西のセレブたちの鼻息が荒くなっている。今年5月、兵庫県・神戸の六甲山で、英国屈指の伝統校North London Collegiate School(NLCS)の中高一貫ボーディングスクール(全寮制学校)「NLCS Kobe」の新校舎建設が始まったからだ。近年、英国名門校の日本開校が相次いでいたが、これまでは東日本への設置に集中していた。そのため、西日本初となるイギリス系ボーディングスクールに期待が高まっているのだ。

英国の名門校「North London Collegiate School(NLCS)」とは

 NLCSは日本の中高にあたるシニアスクールの開校に先駆け、昨年秋には神戸・六甲アイランドに小学校課程のジュニアスクールを開校。イギリス本校の教育方針に共感する家庭からの支持を集め、はるばる九州や東京から移住した家庭もいるほどだ。

 2028年に開校を予定するシニアスクールの年間学費は、寮費等を含め約600万円に達すると見込まれている。日本の一般的な私立校と比較すると破格の投資となるが、世界基準のIB(国際バカロレア)教育や、海外名門大学への進学ルートを視野に入れる保護者層からその価値が認められているようだ。

 新設されるシニアスクールへの進学を見据え、「まずはジュニアスクールから入学させ、確実に籍を確保しておきたい」と考える家庭もあり、今年5月に行われた新校舎建設に向けての式典(地鎮祭レセプション)でも「新しい校舎で学ぶのを楽しみにしている」と話す高学年の児童の姿が見られた。この学校、現段階ではジュニアの入学に英語能力を問われることもない。

 NLCS Kobeは英語を学習していない児童でも、入学後の指導で日常的な授業についていけるだけの英語力が身につくとうたっている。実際、すでに開校しているドバイや済州の同校ではそうした実績を出しているため、説得力もある。ただし、これは低学年からの入学というケース。さすがに高学年やシニアスクールから入学する場合はある程度の英語力が必要だろう。ジュニアの学費は近隣の私立小学校よりも高く、年間約300万円はかかる。

英国のインターナショナルスクールが相次いで日本で開校する理由

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