政治

Vol. 4

【郵政対談】郵便局の裏組織「局長会」はなぜ政治と癒着できるのか――グループを熟知する二人の新聞記者が迫る「郵便局の未来」

2026年7月29日


<span>【郵政対談】郵便局の裏組織「局長会」はなぜ政治と癒着できるのか――グループを熟知する二人の新聞記者が迫る「郵便局の未来」</span>

「地域の郵便局ネットワークを守るため」という大義名分のもと、今国会で改正法が成立した郵政民営化法。しかしその本当の目的は、“郵便局の裏組織”とも称される全国郵便局長会の利権を守ることにあるのではないか(詳しくは前編参照)。“集票マシーン”と呼ばれるほどの強大な政治力を背景に、制度や法律を都合よく変えていく「癒着の構造」はなぜ続いてきたのか。日本で最も郵便局を取材し、表も裏も熟知する2人の記者、朝日新聞の藤田知也氏と西日本新聞の宮崎拓朗氏が明かした。

局長会がもつ「組織票」の数

宮崎 全国郵便局長会(通称「全特」)は、組織として徹底した政治活動を行ってきましたが、その組織票の数はどれくらいだと藤田さんは見ていますか。公職選挙法などのルールをきちんと守って活動すれば40万票、グレーな手段も使って無理をすれば60万票といったところでしょうか。

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