普段はサッカーを見ない相方の鰻が
約1ヶ月半、熱狂の渦の中にいた。
楽しかった。夢のようだった。やはりワールドカップは最高だ。
参加国が増えたことによる様々なレギュレーションの変化には、賛否の声もあるかもしれない。だが、その結果として試合数は増え、そこでスーパースター達はスーパースターたらしめる結果を出し続けた。
僕が初めて観たW杯は1994年のワールドカップ・アメリカ大会。その時の出場国は24カ国だった。
少なっ! 今思えばびっくりですよね!? アジア枠として出場したのは、サウジアラビアと韓国の2カ国だけですからね。そりゃ狭き門やわ!
今大会はその頃から比べると倍の出場国。ただ、オールドファンからすれば、今大会のグループリーグ3位でも決勝トーナメントにいけるというシステムは、昔のサッカー漫画を彷彿させ、少し懐かしかったのではないでしょうか?
現実の物語がフィクションの作品を超えてきたというわけです。漫画のようなドラマが現実世界で起きる。こんな筋書きは誰にも描けないのではないでしょうか。
日本が6大会連続出場なんて信じられない。1994年当時のことを思えば本当にありえない気持ちです。しかも、ただ出るだけじゃなく活躍するなんて。最速ゴールや1試合での最多得点など記録も塗り替え、ある意味、今までのワールドカップの“ベスト版”のような大会というような気もしました。
しかも、開催国は涙をのんだ「ドーハの悲劇」により辿り着けなかった、あの憧れの場所と同じアメリカ。これまでのワールドカップの歴史が重なり合ったような気がして、もはや神秘的ですらあった。
大会期間中、朝の通勤・通学の電車の中で会社員と思われる男性2人が「昨日のカーボベルデ、ヤバかったですね」と話していた。「カーボベルデ」か、それとも「カボベルデ」と呼んだらいいか、正式表記どれ? テレビ局によってバラバラやったけども。
僕の友達はずっと「カベバルデ」と言い続けていた。それだけは絶対間違っている。