純粋なジャーナリズムは「稼げない」
そもそも、近代の歴史を紐解けば、純粋なジャーナリズムだけで商業的な採算が取れた時代はほとんどありませんでした。ジャーナリズムは、他の何かの支えがあってはじめて、存続し得たのです。
紙媒体の部数落ち込みに、広告単価の低下──。メディアを取り巻く環境は厳しさを増すばかりだ。さらに、SNSの隆盛とともにメディア自体への信頼も、世界的に疑問視されている。こうした時代に、各媒体・記者はどう対応すべきなのか。英フィナンシャル・タイムズの東京支局長やアメリカ版編集長などを歴任し、著書『サイロ・エフェクト』(文春文庫)や『セイビング・ザ・サン』(日本経済新聞社)で、人類学的見地から日本のマクロ経済や企業経営への鋭い洞察を残してきたジリアン・テット氏に聞いた。
そもそも、近代の歴史を紐解けば、純粋なジャーナリズムだけで商業的な採算が取れた時代はほとんどありませんでした。ジャーナリズムは、他の何かの支えがあってはじめて、存続し得たのです。
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