<span>養老さんが語る「虫塚法要」――10年の時を越えて</span>

養老さんが語る「虫塚法要」――10年の時を越えて
 


毎年6月4日「虫の日」に鎌倉・建長寺で行われている「虫塚法要」。2026年6月4日に営まれた「虫塚法要」の動画をご紹介します。2015年に養老さんの地元、鎌倉の建長寺さんのご厚意で、虫塚を境内に建立され、10年の時を越えました。デザインは隈研吾さんにお願いし、多くの方が訪れてくださっています。10年を越えた養老さんの慰霊への思いを、参加してくださった皆様と数々の記録写真とともに、清々しい空気とあわせてご視聴ください。

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★動画の目次
00:00 オープニング
00:28 「虫塚」とは――養老さん、建長寺とのご縁を語る
01:47 隈研吾さんに設計を依頼(2015年完成当時の虫塚、隈さんとのお写真あり)
02:20 6月4日を「虫の日」として登録、建長寺で「虫塚法要」を行うことに
02:35 「儀式の意味」
03:33 2026年6月4日(虫の日)に行われた「虫塚法要」の様子
04:03 養老さんのご挨拶「虫供養は今年が12年目、干支をひと回りしました」
04:44 「虫を供養する」
05:41 「虫塚法要」に参加した精神科医の名越康文さんにお話を聞いてみました
06:27 「虫塚法要の10年の記録」撮影:伊藤弥寿彦(植島啓司さん、池田清彦さん、佐藤卓さん、南伸坊さん、玄侑宗久さんと)
7:41 養老さんからのメッセージ「10年を越えて」
9:06 鎌倉・建長寺までのアクセス


★「虫塚」建立記念法要にご参加の皆さまへ(虫塚建立記念法要の際の挨拶状より)
臨済宗建長寺派大本山建長寺のご厚意で、虫塚を建立いたしました。
「虫塚」の碑と周囲の環境デザインは、建築家の隈研吾氏によるもので、周囲との調和を考えた内容となっております。
 長年虫を標本にしてきましたので、その供養が第一です。解剖学教室に奉職している間も、毎年解剖体慰霊祭に参加してきましたので、慰霊の癖がついたのかもしれません。虫に霊や心があるかというご意見もあるかと思いますが、睡眠に関する遺伝子が見つかっているので、意識はあるのではないかと思います。
 もう一つ、現代は虫がいなくなる時代だということを皆様にご理解いただきたいと思いました。白亜紀の恐竜絶滅が地質学上五度目の大絶滅といわれていますが、現代を六度目の絶滅とする見方もあります。一台の車が廃車になるまでに千万頭の桁の虫を殺すともいわれています。現代人は気づかずに多くの殺生をしていると思います。

 建長寺には七百五十年の歴史があります。虫供養がいつまで続くかわかりませんが、できれば今後も長く続けられればと思っています。(養老孟司)


★隈研吾さんのコメント(虫塚建立記念法要の際の挨拶状より)
虫のためのモニュメントは、まず小さくて軽くてさりげなくなければいけないと考えました。虫は小さく軽いので、いろいろな場所に棲みかをみつけることができるのです。いままでのモニュメントというのは、大きくて重たいものと相場が決まっていましたが、その反対のモニュメントが、虫にも建長寺(禅)にも似合うと考えたのです。(隈研吾)                   

★建長寺へのアクセス
〈虫塚へのアクセス〉
建長寺の境内に入ったら、正面に見える法堂の左手にある唐門を見て、左に行って小道を右に。そのまま道なりに進みます。石畳を真っ直ぐ進み、左へ曲がると虫塚に到着です。

〈建長寺へのアクセス〉
電車
JR横須賀線「北鎌倉」駅よりバス5分(江ノ電バス「鎌倉駅」行き「建長寺」下車)
または徒歩約15分
JR横須賀線「鎌倉」駅よりバス10分(江ノ電バス 各種「大船方面」行き「建長寺」下車)
または徒歩約30分

車
横浜横須賀道路「朝比奈I.C」から県道204号→県道21号線道なり約20分

駐車場案内
境内総門前に建長寺専用駐車場があります。
台数:乗用車20台、バス5台(予約不可)
営業時間:8時30分~16時30分
利用料金:乗用車600円、バス2000円(最初の一時間支払、以降30分単位でお帰り時に清算いただきます)


〈住所・電話番号〉
〒247-8525 神奈川県鎌倉市山ノ内8
電話:0467-22-0981(8:30-16:30)

★動画制作協力(順不同)
隈研吾/伊藤弥寿彦/植島啓司/池田清彦/佐藤卓/南伸坊/玄侑宗久/養老研究所/虫塚法要事務局/新潮社写真部(青木登)/足立真穂

 

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