インフルエンザ罹患の前から「健康不安説」
8月最終日の31日、自民党本部でこんな情報が飛び交った。
「鈴木俊一幹事長がインフルエンザに罹患ししばらく療養する」
党本部の事務方も鈴木が罹患したことを認め、予定されていた9月13日投開票の沖縄県知事選挙の応援も見送る見通しを示した。
実は鈴木に関しては、お盆明けから“健康問題”を指摘する声も上がっていた。
「鈴木さんは少し前と比べてかなり痩せた印象が強い。単なる夏バテではないのではないか」(自民党関係者)
鈴木は8月28日(金)党本部で自民党福岡県連の幹部らと会談した。
内容は、福岡県議会の“ドン”として長く君臨した蔵内勇夫前県議会議長ら福岡県連の幹部が、金銭の上納を求めたとされるいわゆる「カツアゲ」の問題について。鈴木は福岡県連に、来年春の統一地方選挙への悪影響などの懸念を伝えた上で「自浄作用」を求めたのだ。鈴木は「現状では(来年の統一地方選挙で福岡県連の候補者に)公認証を出せる状況ではない」と伝えたという。会談後に鈴木は報道陣らの質問に短く答えたのだが、その表情は痩せこけ、とても疲れ果てた様子に見えた。
総理の国会対応は「本当に酷かった」と語る自民幹部
高市早苗総理が9月に断行しようとしている人事の焦点の一つは、この鈴木の扱いとなっている。
永田町では9月は内閣と自民党役員人事の季節と相場が決まっている。幹事長ら自民党幹部の任期は1年で、9月末に交代時期を迎えるからだ。高市は内閣改造・党役員人事については何ら言及していないが、既に着々と人事構想を進めているものとみられている。