明治19年に中江兆民が著した『三酔人経綸問答』は、西洋文化を崇拝する「洋学紳士」、国粋主義的な「東洋豪傑」、その間を取り持つ「南海先生」という三人の酔っ払いが、日本の行く末を論じ合う古典的名著。その精神を受け継いだ3人の研究者に語り合ってもらいました。 今回のテーマは、「教養としての右翼と左翼」。フランス革命に由来する右翼・左翼という言葉から出発し、日本では「保守」と「革新」が何を意味してきたのか?「自由民権運動」は左翼だったのか、昭和の「右翼」は何を変えようとしたのか、日本の保守は何を守ってきたのか。歴史をたどるほど、「右=保守、左=革新」という図式では捉えきれない姿が見えてきます。
Vol. 5
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