<span>プーチン大統領の「トラウマ」とは 新たな祝日を制定した意味</span>

1989年、東ドイツのドレスデン。KGB支部に押し寄せた群衆を、プーチンは流暢なドイツ語ひとつで追い返した。しかし助けを求めたソ連軍は来なかった。ペレストロイカの熱気を知らないまま、国家が崩れる恐怖を味わったこの体験が、彼の原点なのかもしれない。

カラー革命や2011年のモスクワのデモへの強い警戒。革命記念日を廃止し、17世紀の大動乱「スムータ」からの解放を記念する「国民統一の日」に置き換えた意味。国をまとめる原理は、共産主義から愛国主義へと入れ替わった。

プーチンが歴史から引き出した三つの教訓とは何か。そしてクリミア戦争、第一次世界大戦、アフガン戦争という、ロシアが過去に負けた三つの戦争の共通点から、ウクライナ戦争の出口を見通します。シリーズ最終回。

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