<span>「実際にそんな権限はないんだよ」――簗和生農林水産大臣の予算削減問題を直撃「一問一答」【全文公開】 </span>
簗和生農水相

『週刊新潮』が報じた、衆院栃木3区を地盤とする簗和生・農林水産大臣が、就任前の5月に地元の自民党支部総会で、衆院選で自身を応援しなかった首長の市と町の道路予算を削減したと発言した問題。簗氏は10月2日、閣議後の記者会見で「大臣就任前の1議員としての活動に関わる事柄。大臣としてのコメントは控える」などと苦しい“持論”を展開し、事実関係の回答を避けた。簗氏は『週刊新潮』の報道で問題が表面化した9月30日以降、同様の答えを繰り返しており、批判が集まっている。

2日の会見では報道陣から、“議員としての活動”について答えられない理由への質問が集中した。簗氏は「農相としての発言にとどめたい」などと述べたが、それで有権者の納得が得られると考えているのだろうか。

9月27日、『週刊新潮』の記者が簗氏を直撃し、発言の問題点について質した一問一答の全文を公開する。

「大臣として発言していない」

――「週刊新潮」と申します。5月24日の自民党大田原支部の総会についてお尋ねします。

簗和生:うん。

――簗先生がスピーチされていたかと思うのですが、今年度の那須烏山市と那珂川町の道路予算を大幅に削減した、と発言されたのではないでしょうか。

簗和生:無言

――この発言の真意をお聞かせていただけないでしょうか。

簗和生:無言

――実際に発言通り、予算を削減されたのですか?

簗和生:知らない。我々はそういうこと、できる立場にないでしょ。行政がやることだから。

――そうですか。でも、そういう内容のスピーチをされたご記憶はないですか?

簗和生:………。(呟くように)分かんないなぁ。(秘書らしき男性に)そんな話してたっけ?

男性:してないですね。

簗和生:そんな話したか、ちょっと記憶にないけど。

――実はその場の音声も確認させて頂いているのですが。

簗和生:うんうん。それで?

――大臣が発言されたのではないですか?

簗和生:いや、大臣として発言したわけじゃないでしょ?

――簗先生が発言されたのではないでしょうか?

簗和生:そんな話したのかしてないのか、ちょっと覚えてないねぇ。

「何が問題なの?」

――もしも発言が真実でしたら問題となるかと存じます。

簗和生:何が問題なの? どういうことが問題なの? ちゃんと言ってみな。

――簗先生の対立候補を応援したというだけで、予算が削減されてしまうようでは、自由に民意を表明できなくなるのでは。

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