この著者の記事
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指導者暗殺で戦争は終わるのか——イラクからイランへ、精密攻撃の幻想
2003年、イラク戦争を戦う米軍はサダム・フセインの居場所を誤認し、殺害の「絶好の機会」を空振りした。今回は違う。米軍は初動でアリ・ハメネイ最高指導者らを殺害、…
2026年4月7日
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人工知能と戦争の未来――国際的議論の最前線
予測不能性、透明性と説明責任の欠如、偏ったデータに起因するバイアスなど、AIの軍事利用には多くの問題が予想される。しかし、すでに現実は大きく進んでいるのも間違い…
2023年7月26日
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人工知能の軍事利用をめぐる中国の展望(上):人民解放軍は人工知能の可能性を過大評価しているのか
AIが戦場に革命的な影響を与えることは確実だろう。だが、1920年代に登場した「航空機単独で敵の意志を屈服できる」との理論が失敗に終わったように、新技術には常に…
2025年7月17日
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人工知能の軍事利用をめぐる中国の展望(下):人民解放軍は人工知能の可能性を過大評価しているのか
習近平は2022年10月の共産党大会で人民解放軍の智能化を打ち出した。その翌年1月から約1年半の間に『解放軍報』に掲載された全561本の論文のうち、AIの軍事利…
2025年7月17日
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「認知戦」の将来(上):米中露の違いと発達の歴史
新しい戦争の形態として、近年注目を集める「認知戦」。米中露はこの20年でそれぞれこの概念を発展させてきたが、中国は戦争の特性を根本的に変化させ得るものとして重視…
2022年7月30日
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「認知戦」の将来(中):ウクライナを巡る「米露」攻防戦
2014年のクリミア併合では、ロシアは「戦略的ナラティブ」を巧みに使って成功した。だがウクライナ侵略では、米国が「事前反論戦略」という新たな概念を用いて封じ込め…
2022年7月31日
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「認知戦」の将来(下):「領域横断作戦」という将来像
かつては無敵と思われた「戦略爆撃」や「サイバー攻撃」も、戦争の帰趨を左右するほどの効果は期待できなくなりつつある。同様に「認知戦」も、中国が狙う“戦わずして勝つ…
2022年8月1日
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AIは将来の戦争をどう変えるか(上)AIと「戦場の意思決定」
AIの軍事利用が加速する中、その無制限の利用には危険性も指摘される。情報処理の高速化、意思決定の迅速化、無人兵器の自律化、「認知戦」への利用という異なる4つの側…
2022年11月23日
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AIは将来の戦争をどう変えるか(下)認知戦への活用に突き進む中露
AIはクラウゼヴィッツによる戦争の「不変の性質」すら変えるとの議論がある。確かにAIは「戦場の霧」と無縁に見えるが、一方でAI自身が新たな“霧”の原因にも。(前…
2022年11月24日
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AIは軍事作戦を計画するか――米中軍事対立と「データの戦い」
米陸軍の幹部たちは口を揃えて、将来の戦争は「データ中心」(Data Centric)であると言う。米中両国において、「チャットGPT」のような「大規模言語モデル…
2023年4月21日