この著者の記事
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石油をめぐる米国とベネズエラの地政学から浮かび上がる6つの論点
米国の攻撃による地政学リスクは足元の需給ファンダメンタルズに打ち消され、国際原油価格は反落した。「米国の管理下」に置かれるというベネズエラの石油は、長期的にはむ…
2026年2月2日
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「中東依存度低減」と「供給源多様化」に関する第1次石油危機の教訓
1973年の第1次石油危機後、日本は省エネと代替エネルギー利用の促進、中東以外からの原油輸入に官民挙げて取り組み、約8割だった原油の中東依存度を1980年代半ば…
2026年4月3日
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世界の長期エネルギー見通しの利点と副作用――2050年GHG排出ゼロは「予測」ではなく「目標」
国際エネルギー機関(IEA)の長期エネルギー見通し「World Energy Outlook」には3つのシナリオがあるが、中でも注目を集めてきたのが、2050年…
2024年11月14日
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ノルドストリーム“損傷”で浮かび上がる欧州天然ガス「未曾有の危機」
9月末に発生した主力ガスパイプライン「ノルドストリーム1・2」の損傷は意図的な破壊工作との見方も多い。今後の究明が待たれるが、少なくとも欧州のガス需給上の懸念が…
2022年10月4日
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トランプ2.0が「脱炭素」「エネルギー価格」に与えるインパクト
次期トランプ政権が気候変動対策の国際枠組み「パリ協定」から再離脱することは確実視される。脱炭素の取組みでは米国に代わり、中国が存在感を高めるかもしれない。ガソリ…
2024年12月16日
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欧州のガス問題に見る「Me-first」と国際エネルギー秩序の動揺
今冬のガス不足は最悪の危機を回避したと見られるが、欧州の在庫が極めて低い水準からスタートする2023~2024年は一層厳しい状況が予想される。支払能力の高い「プ…
2022年12月1日
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「第7次エネルギー基本計画」原案が示す日本の必然的戦略転換
第7次エネルギー基本計画の原案は、現行の第6次計画が策定された2021年当時から様変わりした国際情勢を反映している。地政学情勢の緊張による安全保障重視の流れと世…
2025年1月17日
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「中東依存度95%」で迎える「石油危機50周年」のエネルギー地政学
ウクライナ危機が国際エネルギー情勢を揺さぶり続ける。最大の供給地・中東の存在感は高まるが、サウジアラビア、カタール、イランといったエネルギー大国では不安定化に繋…
2023年1月11日
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第2次トランプ政権での日米エネルギー協力実現に向けた課題
第2次トランプ政権はアラスカの資源開発を重視しており、日米首脳会談では、日本が米国産LNGの輸入を拡大することが合意された。今後の交渉を考えればLNGだけでなく…
2025年2月20日
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2023年後半に向けて燻る国際エネルギー情勢の「中国リスク」
経済成長に急ブレーキがかかったことで、昨年の中国の石油需要は32年ぶり、ガスは30年ぶりの前年割れを記録した。党最高指導部からコロナ「勝利宣言」も出た今年、中国…
2023年3月2日