教育

デジタル・AI教育による学力低下は既に明らか 専門家が警告「デジタル教科書の正式導入は“人体実験”だ」

2026年8月6日


<span>デジタル・AI教育による学力低下は既に明らか 専門家が警告「デジタル教科書の正式導入は“人体実験”だ」</span>
文科省が推し進める教育政策に根拠はあるか

6月10日、デジタル教科書を紙の教科書と同等の地位に引き上げる改正教育法が成立した。2030年度から順次、小中高校で本格的な使用が始まる見込みだ。現時点では、小学4年生以下と、学年を問わず「国語・社会・道徳」の3教科では、デジタル教科書のみでの授業は認められない方針だが、言語脳科学者の酒井邦嘉氏はこの法改正を「ほとんど人体実験」だと批判する。すでに明らかになっているという、学力低下をはじめとしたデジタル教科書の弊害について解説する。

文科省が拠り所にする「極めて曖昧な調査結果」

 デジタル教科書を正式な教科書とする先の法改正は「紙だけの授業」にもう戻せないという意味で、大きな転換点になってしまいました。自治体・教育委員会は往々にして(批判を浴びないために)中立的になりがちなので、「紙とデジタルをそれぞれ使い分けるのがいいよね」と、ハイブリッドを選ぶよう促していくのでしょう。

 いずれにせよ、デジタル教科書導入における実証的なメリットを文科省も公表できていないにもかかわらずこの決断が下されたのは、ほとんど子どもを使った「人体実験」と表現していいのではないでしょうか。

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