<span>CIA長官「電撃訪ロ」で見えた“秘密交渉”の地ならし</span>

秘密外交では「何が発表されないか」が重要

 8月25日にジョン・ラトクリフ米中央情報局(CIA)長官がモスクワを訪問した。筆者は当初から、通常の情報機関同士の接触以上の意味があるのではないかと考えていた。その後の報道を見ると、その可能性はさらに高まっている。

 ロシアのペスコフ大統領報道官は26日、ラトクリフ氏がモスクワで「情報機関間の接触」を行ったと認めた。プーチン大統領との直接会談はなかったが、協議結果は直ちにプーチン氏へ報告された。ナルイシキン対外情報局(SVR)長官も会談を確認し、協議内容については「情報機関の管轄に属する問題」と述べるにとどめた。

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