<span>嗚呼、次々と生り行く勢いの我が国よ!</span>

 出雲国造家(こくそうけ)。出雲大社を司ってきた。神話上の始祖は天穂日命(あめのほひのみこと)。天照大神と素戔嗚尊との誓約によって高天原に生まれた五男三女神のうちの次男。兄は天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)。その子の瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)が葦原中国(あしはらのなかつくに)を治めるようにと高天原から遣わされ、紆余曲折の末に瓊瓊杵尊の曾孫が神武天皇に。では天穂日命は? 甥の瓊瓊杵尊よりも先に葦原中国に降って出雲国造家を開いた。神話伝説によればそうなる。時代が下り南北朝期。天皇が二人ならうちもとばかりに、出雲国造家は千家家と北島家に分裂。今日に及ぶ。北島家の先代の妻は、久邇宮邦彦王の第二王女から三条西伯爵家に嫁いだ信子の娘、洋子。信子の姉で洋子の伯母は、天皇陛下の祖母で上皇陛下の母の香淳皇后。現在、出雲大社の権宮司を務める千家国麿氏には高円宮家から典子女王が嫁いでいる。

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