この著者の記事
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【特別対談】篠田英朗×千々和泰明ロシア・ウクライナ戦争「終結のシナリオ」と新しい「安全保障体制」構築の道筋(上)
停戦あるいは終戦は、当事者にそれへの意志が生まれることで実現に向かう。だが、そもそも当事者とは誰なのか。「主権国家対主権国家の戦争」として始まったように見えたこ…
2022年7月23日
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【特別対談】篠田英朗×千々和泰明ロシア・ウクライナ戦争「終結のシナリオ」と新しい「安全保障体制」構築の道筋(下)
和平合意へのプロセスは、紛争当事者それぞれが「将来の危険」と「現在の犠牲」を比較する中で進んで行く。ロシアとウクライナの総合的な国力の差を鑑みれば、国際社会が関…
2022年7月24日
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「安保3文書改定」で踏まえておくべき「成り立ちの歴史の舞台裏」
防衛費の対GDP(国内総生産)比2%引き上げは、いわばその根拠となる「安保3文書」改定と表裏一体の問題だ。1976年に初の防衛大綱が定められて以降、3文書はデタ…
2022年8月2日
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NSC(国家安全保障会議)――戦略策定機関としての青写真と現在地[上]
かつて「安全保障」という言葉から私たちは、いわば不可抗力として日本を襲う緊急事態への対応を想起した。だが、中国の台頭など国際環境が厳しさを増すなかで、安全保障は…
2022年10月19日
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NSC(国家安全保障会議)――戦略策定機関としての青写真と現在地[下]
閣議決定で政府の意思が決まる日本では、NSCは「司令塔」役を求められながらも最終的な決定役にはなり得ない。あるいは尖閣諸島に漁民を装った武装集団が上陸するなど、…
2022年10月20日
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新安保3文書が示す「積極的平和主義」具体化へのキーポイント
日本の防衛構想はデタント期に現有防衛力を守るために導入された「基盤的防衛力」の軛をようやく逃れる。日本や世界にとって望ましい秩序の形成に関わって行くうえで、新安…
2022年12月22日
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「外的視点」で捉える日本の「事態概念」が抱えたウィークポイント
「一国平和主義」「必要最小限論」という内的規範を持った戦後の安全保障政策は、日本が敵対国や同盟国の目にどう映るかという死角を解消できずにきた。「相手」の存在を強…
2023年3月14日
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「非核三原則」と「核の傘」――1.戦略論を遠ざけてしまった「核の一国平和主義」
「つくらず、持たず、持ち込ませず」――非核三原則は長年、被爆国としての反核感情が凝集する「持ち込ませず」が焦点だった。だが、そこにまつわる日米間の「密約」が前景…
2023年5月29日
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「非核三原則」と「核の傘」――2.「一時寄港」「沖縄」にまつわる二つの密約問題
日本の「持ち込ませず」とアメリカのNCND(核の所在を肯定も否定もしない)政策は、核搭載米艦船の一時寄港に関する事前協議問題で根本的に食い違うが、1960年の安…
2023年5月30日
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「非核三原則」と「核の傘」――3.核武装論・核持ち込み論が否定されるべき合理的な理由
広島・長崎が核で蹂躙された国民的経験を背景とする非核三原則は、決して軽視すべきものではない。だが、非核三原則を思考の中心に置くことにこだわりすぎると、日本の平和…
2023年5月31日