ドイツは自らを移民国家と定義し、高技能・高学歴移民の受け入れ条件を緩和している。意外なことに、難民受け入れに批判的な極右政党ドイツのための選択肢(AfD)すら移民の数の上限を要求していない。なぜなのか。
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ドイツは、日本に比べると多文化社会であり、様々な民族が住んでいる。人口のほぼ3人に1人が外国人か、ドイツに帰化した外国人、つまり移民系市民だ。私が住むミュンヘンでは、人口の半分近くが、移民系だ。政府は「我が国は移民国家だ」と定義しており、自活することができ、勤勉な外国人の移住を奨励している。
私は、この国に35年前から住んでいる経験に基づいて、様々な国から来た市民が共生することは可能だと考えている。海に囲まれている日本とは異なり、9カ国と国境を接しているドイツには、中世以来様々な民族が流れ込んできた。それだけに、ドイツ人たちは、我々日本人よりも「外国人慣れ」している。……