「早実」を目指し小5から入塾
東京都心まで電車で1時間ほど。閑静な住宅街で、中高一貫の公立中学校にこの春進学した娘を玄関で見送るのは、父親の山下伸行さん(仮名)。
「娘がどうしても行きたかった早稲田実業には残念ながら不合格でしたが、結果的に第二志望として進学した今の学校が本人にとても合っているようで、毎日元気に通っています」
そう晴れやかに語りながら、取材に応じた理由についてこう説明する。
「うちの場合、中学受験に挑戦すると決めたのも、塾選びも学校選びも、どれも本人の意思。私から『勉強しなさい』と言ったことは一度もありませんが、模試では早実に十分合格できる成績を維持していました。それでも、あと一歩届かなかった理由を考えてみると、そのポイントの一つは小6の夏にあったのかもしれない。夏をどう過ごすかの考え方の一つとして皆様の参考になればと思い、我が家のありのままをお話ししたいと思います」