開戦前夜のような挑発的な発言
9月1日を境に、ロシアの対日姿勢が決定的に悪化したと筆者は見ている。単にプーチン大統領が日本政府を強い言葉で批判したという話ではない。これまでの日ロ関係を支えてきた論理そのものが変更された可能性が排除されない。
1日深夜、上海協力機構(SCO)首脳会議などの日程を終えたプーチン氏は、キルギスのビシケクでロシアの記者の質問に答え、8月13日の択捉島訪問に対する日本政府の抗議について「全体として驚いていない」としながら、「私が驚いているのは、ロシア全体に対する彼らの姿勢だ」と続けた。