新型コロナウイルスワクチンの3回目接種の遅れが目立ち、岸田文雄内閣のアキレス腱となり始めている。ペースは欧州などと比べて10分の1程度の低水準にとどまり、感染力の強いオミクロン株の感染爆発に対応できていない。接種間隔の前倒しに慎重だった厚生労働省に判断を丸投げしていたことや、堀内詔子ワクチン担当相の動きの鈍さが仇になり、好調だった内閣支持率にも陰りが見え始めている。
岸田首相の苦し紛れの答弁
「2回目接種との間隔を空けなければいけない。こうした事情の中で、いよいよ今、本格的に第3回目の接種がスタートする。1日100万回という目標を掲げてしっかりと進めていく」
岸田首相は2月7日の衆院予算委員会で、立憲民主党の小川淳也政調会長から3回目接種の遅れを批判され、苦し紛れにこう釈明した。……