ウクライナ侵攻を巡る内部対立
2月24日にロシアがウクライナへの軍事侵攻を開始して直ちに、複数のハッカー集団がウクライナ側やロシア側への支援を表明した。ロシア政府支持を表明したサイバー犯罪者集団の1つが、ランサムウェア攻撃者集団の「Conti(コンティ)」である。
2月25日、 コンティは、ロシア政府への全面支援を表明し、ロシアに対してサイバー攻撃や戦争行為を行う組織への重要インフラ攻撃のため、あらゆるリソースを使うとダークウェブ上で宣言した。
ところが、この姿勢に猛反発したのが、コンティのウクライナ人メンバーたちだった。1時間後、コンティは当初の宣言文を修正せざるを得なくなり、「いかなる政府とも連携しておらず、現在続いている戦争を非難する」と言い直し、重要インフラへの攻撃に関する文言を削除した。……