政治

中国共産党大会「中央軍事委員会」人事を振り返る

2022年11月2日


<span>中国共産党大会「中央軍事委員会」人事を振り返る</span>

共産党大会を経て7人の中央軍事委員会の顔ぶれも決まった。注目は68歳定年の慣例を破って副主席に留任した張又侠(72)と、新たに副主席に抜擢された台湾海峡危機組の何衛東(65)だ。人事を年齢制限、選出基準、キャリアパス、軍種バランスの点から検証する。

 10月23日、中国共産党第20回全国代表大会が終了した翌日に、新たな中国共産党人事が発表された。中央軍事委員会の人事について、前稿『中国共産党大会「中央軍事委員会」人事の注目点』で見どころを挙げていたが、どのような結果となっただろうか。

 前稿では注目すべきポイントとして、①年齢制限はどこまで適用されるのか、②選出基準は何か、③どのようなキャリアパスが有力か、④軍種バランスはどうなるか、という4点を指摘していた。本稿ではこれらがそれぞれどのような結果となったかを考察する。

 

年齢制限はどこまで適用されたか

72歳の張又侠が副主席に留任

 大会前、68歳定年という党内慣行を習近平が破ることは確実視されていたが、これを彼以外の幹部にどこまで適用するかが注目点であった。……

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