「2022年の出生数80万人割れ」の衝撃
少子化が急速に進んでいる。1970年代前半に200万人程度であった出生数は、2022年には80万人を割り、77万747人にまで減少した。政府の予測(国立社会保障・人口問題研究所の中位推計)では、2071年には出生数が50万人を割るという。現在のトレンドが継続すると、2031年にも出生数が70万人を割り込む可能性もある。その場合、60万人割れは2040年、50万人割れは2052年となる。
このような状況のなかで、岸田政権は目玉政策として「異次元の少子化対策」を打ち出している。岸田文雄首相の強いリーダーシップの下、この政策を打ち出した意味は間違いなくある。
一方、「子育て支援を充実したとしても出生率が上昇するとは限らない」というのも一つの現実である。その一例となるのがフィンランドだ。……