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覇権なき世界の臨界点

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河野龍太郎

米国自ら覇権国としての座を降り、ドル離れが進む。しかしそれが直ちに覇権通貨の交代を意味するわけではない。「世界の安定」は今、薄氷の上にある――。
崩壊へと向かうドル一極体制の先にどのような国際秩序が現れるのか。アムステルダムからロンドン、ニューヨークへと移った通貨覇権の歴史、米国や中国の通貨戦略などを検証し、世界の行く先を見通す。

覇権なき世界の臨界点 (C)Montez Kerr/Shutterstock.com

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