この著者の記事
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アフガニスタン「敗戦」の検証(2)「タリバン抜き」で始まり「タリバンとの和平」に終わったアメリカ平和構築の必然的迷走
「アフガニスタンはパシュトゥーン人でなければ統治できない」――アメリカによる平和構築のプロセスを振り返れば、この「仮説」が国家建設の枠組みを決定的に歪めていた。…
2021年8月26日
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アフガニスタン「敗戦」の検証(3)「IS-K」の台頭がアメリカの「タリバン許容」を招いた
カブール空港周辺で自爆テロを起こした「IS-K」はアメリカとタリバン共通の敵であり、この点で両者は手を携えることもあった。さらにタリバンと対立する共和国政府を交…
2021年8月31日
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【特別対談】篠田英朗×千々和泰明ロシア・ウクライナ戦争「終結のシナリオ」と新しい「安全保障体制」構築の道筋(上)
停戦あるいは終戦は、当事者にそれへの意志が生まれることで実現に向かう。だが、そもそも当事者とは誰なのか。「主権国家対主権国家の戦争」として始まったように見えたこ…
2022年7月23日
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【特別対談】篠田英朗×千々和泰明ロシア・ウクライナ戦争「終結のシナリオ」と新しい「安全保障体制」構築の道筋(下)
和平合意へのプロセスは、紛争当事者それぞれが「将来の危険」と「現在の犠牲」を比較する中で進んで行く。ロシアとウクライナの総合的な国力の差を鑑みれば、国際社会が関…
2022年7月24日
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ガザ和平「平和評議会」に日本が距離を置くべき理由
トランプ大統領は「平和評議会」を米国主導の国連に代わる機関とする野心を隠さない。だが、参加表明27カ国の大多数を占める中東・アジアのイスラム諸国が、どこまでその…
2026年2月7日
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西アフリカ仏語圏の動揺は大西洋沿岸国にも及ぶのか(前編)|イスラム主義勢力の台頭と反植民地イデオロギー
トランプ大統領のイラン攻撃は、2001年の米同時多発テロから始まる世界的規模の「対テロ戦争」と切り離せない。アフガニスタンやイラクの「国家建設」に批判的なトラン…
2026年3月12日
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西アフリカ仏語圏の動揺は大西洋沿岸国にも及ぶのか(後編)|ベナン、セネガル、ギニアの実情と課題
いまのところ情勢が比較的安定している大西洋沿岸国も、潜在的にはテロ組織の活動や政情不安といった内陸部サヘル地域と同じ懸念要素を抱えており、そこに各国固有の課題も…
2026年3月12日
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イランとアメリカ・イスラエルの半世紀にわたる闘争
アメリカとイスラエルがイラン攻撃に踏み切ったのは、同国の核開発問題が本質的な理由ではなく、1979年のイスラム革命から続く闘争の結果である。さらに遡れば、19世…
2026年4月8日
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アフガニスタン「敗戦」の検証(1)アメリカの「良いタリバン」仮説は歴史に耐えるか
新タリバン政権は「アル・カイダ」や「イスラム国」の台頭を防ぐ――。アメリカは駐留継続に伴うリスクとタリバン政権穏健化の可能性を比較し、後者に賭けたのだと言える。…
2021年8月25日
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増加に転じた貧困層と立ちすくむポスト「対テロ戦争」の開発援助
増加し続けていた世界の開発援助は、大国の疲弊に新型コロナの追い打ちでブレーキがかかる傾向に。一方、世界各地での紛争の頻発は、増え始めた貧困層への人道支援を停滞さ…
2022年1月11日