教育

Vol. 6

【関西編】高校受験塾市場で「馬渕教室」の“関西制覇”に地元勢は抵抗できるか

2026年6月5日


<span>【関西編】高校受験塾市場で「馬渕教室」の“関西制覇”に地元勢は抵抗できるか</span>
関西を代表する灘中・灘高も塾市場の一つのベンチマークだ

灘や東大寺学園をはじめとした中学受験市場も熱を帯びつつあるが、関西の受験市場全体でいえばまだまだその規模は小さい。各府県では高校受験を主戦場とした学習塾が軒を連ね、激しい争いを繰り広げる。ただその勢力図を、大阪発のたった一つの塾が塗り替えてしまいつつある――。本特集の関西編は、前編で高校受験、後編で大学受験と中学受験の塾市場について詳報する。

「合格者数競争」から変化する大阪の塾市場

 首都圏に次ぐ巨大受験市場を築く関西圏ではあるが、東京を中心とした中学受験ブームとは距離を置き、やはり市場の中心は、高校受験と大学受験だ。灘、東大寺学園、西大和学園、甲陽学院、大阪星光学院、神戸女学院など名門中高一貫校の名は全国に轟く一方、関西における中学受験の市場自体はまだそれほどではなく、過去最高を更新し続けているとはいえ全生徒における受験率は10%程度で推移。その中学受験市場では、関西全体で浜学園が圧倒的なシェアを誇るが、基本的には各府県の公立トップ高校の合格実績、そして京・阪・神の国立大、あるいは関関同立と呼ばれる私立大学群の合格実績が、塾勢力図のベースとなっている。

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