教育

Vol. 7

【関西編】大学受験予備校の“独自文化”と、激化見込まれる中学受験塾の争い

2026年6月9日


<span>【関西編】大学受験予備校の“独自文化”と、激化見込まれる中学受験塾の争い</span>
関西には特有の大学受験市場もある(写真は“関関同立”の一角をなす関西大学)

首都圏に次ぐ教育経済圏をもつ関西。前編では主要市場である高校受験塾について詳述したが、後編では、大学受験や中学受験をめぐる塾の攻防に迫る。

トップ層は大手予備校が占拠、中堅私立大は独自の受験市場も

 関西圏には全国レベルの名門大学が君臨する。京都、大阪という旧帝大に加え、神戸、大阪公立などの有力国公立大も多く、また関関同立、産近甲龍と呼ばれる大学群など、有力私立大も充実している。

 よって河合塾や駿台予備学校をはじめとした大手予備校がしっかりと根を張り、大阪を中心に多数の校舎を構えている。トップ大学以外においては、各地元の有力塾も決して負けない実績を誇るが、京・阪の旧帝大や医学部を目指すトップ層はおおよそこの二大予備校が生徒をおさえており、特に医学部も含めた理系分野に強いというこのエリアの大学側の特徴から、理系の授業を得意とする駿台予備学校が一歩リードといったところか。

 一方、域外からの参入組も一定の存在感を放っている。

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