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Vol. 7

初耳だった「ハイドレーションブレイク」もいつの間にか受け入れている自分がいて――銀シャリ・橋本直のW杯観戦記

2026年8月1日


<span>初耳だった「ハイドレーションブレイク」もいつの間にか受け入れている自分がいて――銀シャリ・橋本直のW杯観戦記</span>
日本中が「いける!」と思った瞬間

現地時間の7月19日に、スペイン代表の勝利と共に幕を下ろしたサッカーW杯北中米大会。日本代表は予選リーグを1勝2分けの2位で通過し、決勝トーナメントのブラジル戦では先制ゴールを決めるなど善戦したが敗れベスト32という結果に終わった。また大会全体では、史上最多48か国の参加や、新たに導入された「ハイドレーションブレイク」、そして「VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)」による裁定なども大きな話題となった。今大会で「見どころ」だったポイントを、芸能界屈指のサッカー通として知られる銀シャリ・橋本直氏が巧みなツッコミとともに振り返る。

普段はサッカーを見ない相方の鰻が

 約1ヶ月半、熱狂の渦の中にいた。

 楽しかった。夢のようだった。やはりワールドカップは最高だ。

 参加国が増えたことによる様々なレギュレーションの変化には、賛否の声もあるかもしれない。だが、その結果として試合数は増え、そこでスーパースター達はスーパースターたらしめる結果を出し続けた。

 僕が初めて観たW杯は1994年のワールドカップ・アメリカ大会。その時の出場国は24カ国だった。

 少なっ! 今思えばびっくりですよね!? アジア枠として出場したのは、サウジアラビアと韓国の2カ国だけですからね。そりゃ狭き門やわ!

 今大会はその頃から比べると倍の出場国。ただ、オールドファンからすれば、今大会のグループリーグ3位でも決勝トーナメントにいけるというシステムは、昔のサッカー漫画を彷彿させ、少し懐かしかったのではないでしょうか?

 現実の物語がフィクションの作品を超えてきたというわけです。漫画のようなドラマが現実世界で起きる。こんな筋書きは誰にも描けないのではないでしょうか。

 日本が6大会連続出場なんて信じられない。1994年当時のことを思えば本当にありえない気持ちです。しかも、ただ出るだけじゃなく活躍するなんて。最速ゴールや1試合での最多得点など記録も塗り替え、ある意味、今までのワールドカップの“ベスト版”のような大会というような気もしました。

 しかも、開催国は涙をのんだ「ドーハの悲劇」により辿り着けなかった、あの憧れの場所と同じアメリカ。これまでのワールドカップの歴史が重なり合ったような気がして、もはや神秘的ですらあった。

 大会期間中、朝の通勤・通学の電車の中で会社員と思われる男性2人が「昨日のカーボベルデ、ヤバかったですね」と話していた。「カーボベルデ」か、それとも「カボベルデ」と呼んだらいいか、正式表記どれ? テレビ局によってバラバラやったけども。

 僕の友達はずっと「カベバルデ」と言い続けていた。それだけは絶対間違っている。

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