社会

中学受験で放置される子どもたち 「ネオ・ネグレクト」とは何か

2021年11月14日


<span>中学受験で放置される子どもたち 「ネオ・ネグレクト」とは何か</span>
衣食住に満ち足りていて、さらに通塾までする子どもが「放置されている」とはどういうことか? 「ネオ・ネグレクト」の実態に迫る。

「親の狂気が必要」などと喧伝される中学受験で、実はわが子の受験を他人事のようにしか捉えられない親が増えている。塾講師歴27年の筆者が指摘する、衣食住も教育も満ち足りているのに「ネオ・ネグレクト」状態にある子どもたちの実情。

「アウトソーシング」を口にする親

 「いままで多くの親の相談に乗ってきたけれど、『アウトソーシング』をすぐ口にする親は一様にマズい傾向が見られるよね」

 知り合いの同業者と話をしたときに、こんなことを言われた。

 「アウトソーシング」とは、直訳すると「外部委託」「外注化」である。

 ただ、そのことばを耳にしたときのわたしは正直ピンとこなかった。……

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