テクノロジー

「台湾有事」で中国は経済が空転する:“半導体を「盾」に戦争防止を”とTSMC創業者

2022年11月29日


<span>「台湾有事」で中国は経済が空転する:“半導体を「盾」に戦争防止を”とTSMC創業者</span>
シリコンの盾」で中台戦争阻止を考える、半導体製造最大手TSMCの創業者、張忠謀氏 (C)glen photo / shutterstock.com

台湾からの半導体輸入に依存している、中国経済を支える電子機器生産。半導体が「台湾有事」を思い止まらせる「盾」となるか――米中台の駆引きの実態。

「台湾有事」が起きたら?

 中国の台湾侵攻で中台が交戦、台湾の半導体工場が破壊されれば、台湾からの半導体輸出がストップする――。そんな不安が電子機器メーカーなどの間で高まっている。

 こうした想定に対して、台湾内部から、「半導体を『盾』にして戦争を防ぐ」という主張が発信され、一定の共感を集めている。

 その背景に、台湾製半導体の供給が止まれば、中国経済が空転してしまう、という現実がある。中国が世界に誇る電子機器の大量生産に必要な半導体の約70%は、世界最大の半導体受託生産メーカー(ファウンドリー)である「台湾積体電路製造(TSMC)」から輸入しているからだ。……

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