「台湾有事」が起きたら?
中国の台湾侵攻で中台が交戦、台湾の半導体工場が破壊されれば、台湾からの半導体輸出がストップする――。そんな不安が電子機器メーカーなどの間で高まっている。
こうした想定に対して、台湾内部から、「半導体を『盾』にして戦争を防ぐ」という主張が発信され、一定の共感を集めている。
その背景に、台湾製半導体の供給が止まれば、中国経済が空転してしまう、という現実がある。中国が世界に誇る電子機器の大量生産に必要な半導体の約70%は、世界最大の半導体受託生産メーカー(ファウンドリー)である「台湾積体電路製造(TSMC)」から輸入しているからだ。……