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米機密文書漏洩“21歳州兵に最高機密”という事情:スーダンでは貴重な情報も

2023年4月28日


<span>米機密文書漏洩“21歳州兵に最高機密”という事情:スーダンでは貴重な情報も</span>
機密文書を漏洩拡散させた、空軍州兵のジャック・テシェイラ容疑者(wikipedia/US Air National Guard)

チャットルームやSNS経由という、今までにない方法で拡散された米機密文書。その中には、ロシアとスーダンのかかわりを示すものもあった。漏洩の動機はまだ不明だが、国民112人に1人が機密保持許可を持つという構造が、21歳の州兵を動かした理由の1つといえる。

 米軍の「トップシークレット」文書が推定約300件も漏洩した事件。実は過去にも、2010年の情報公開サイト「ウィキリークス」事件、2013年の米国家安全保障局(NSA)契約職員エドワード・スノーデン事件と同種の事件がある。これら2事件で犯人は情報公開を訴えたが、3度目の今回は、動機が未解明だ。

 ウィキリークスが漏洩した機密文書は約75万件にも上る。スノーデンは門外不出の国民監視情報や情報機関内部の詳細を暴露し、喝采する人も多かった。

 それらに比較すると、今度の事件は漏洩した機密文書の数量も内容もそれほど衝撃的ではない。ただ内戦状態のスーダン情勢に関しては、貴重な文書が流出していた。

 また、捜査当局が探知するまで気付かず、機密文書がインターネット上の「チャットルーム」やSNSで拡散した今回の方が、米政府に与えた衝撃は強烈だった。……

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