アメリカとウクライナの首脳会談で、ウクライナのゼレンスキー大統領はスーツを着用せず、トランプ政権はこれに苛立ったとされる。歴史をひもとくと、幕末の日本も外交の場で和装からスーツに服装を変えるか選択に悩んだ。
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2025年2月28日、アメリカ合衆国大統領ドナルド・トランプとウクライナ大統領ウォロディミル・ゼレンスキーがホワイトハウスの会談で激しく言い争う姿が各国メディアで報道され、人々を驚愕させた。当日はロシアの侵攻に抗するウクライナの鉱物資源をめぐる協定への署名が想定されていたが、まさかの事態となった。ロシアへの譲歩を求めるアメリカ側と安全保障を求めるウクライナ側との思惑が表面化した形であるが、ここで問題にしたいのは交渉決裂の背景ではなく、会談途中で揶揄されたゼレンスキー大統領の「服装」である。
アメリカ側は会談前にウクライナ側に「スーツ」の着用を再三要請したというが、にもかかわらずスーツを着てこなかったゼレンスキー大統領に対して、アメリカの保守系メディアの記者が批判と受け取れる質問を投げかけた。いわく、この国の最高レベルのオフィスにいるのになぜあなたはスーツを着ないのか、と。なぜ、アメリカ側はスーツにこだわったのだろうか?……