パプアニューギニアのラバウルといえば、アジア・太平洋戦争において今村均大将率いる日本軍が現地での食料の自給自足体制を整えることに成功し、飢餓に苦しむことなく終戦を迎えたことで有名である。
しかし、二松学舎大学准教授の林英一さんの新刊『南方抑留:日本軍兵士、もう一つの悲劇』(新潮選書)では、そのラバウルでも戦後、食料をめぐる怨恨騒動が発生していたことが明かされている。ベストセラー『日本軍兵士』『続・日本軍兵士』の著者で、一橋大学名誉教授の吉田裕さんと、南方抑留の実態をめぐり語り合った。【構成:梶原麻衣子】
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