連載|カルチャー

死ぬ瞬間、一切の執着を持たない理想的な死

2026年6月4日


<span>死ぬ瞬間、一切の執着を持たない理想的な死</span>

  生き方、死に方に関する本が次々と出版されます。最近出版した僕の『運命まかせ』も生き方について語った本かも知れません。生きる、死ぬは本来哲学の問題で、われわれが考えるテーマではなく、知らん顔してほっといていいんじゃないかと思うんですが。

 生まれてきた以上、生きるしかないから生きているけれどいつか死ぬことは決まっています。そんな答えのでている問題をいじくり廻したってしょうがないように思うのですが、人類にとってこれが大問題なんです。「生きる目的」と題したような本もあります。本当に生きることに目的などあるんでしょうかね。何のために生きるのでしょうか。死なないためですかね。そのために誰もが健康に興味を持つのかも知れません。

ニュースレターを購読する

新潮QUEは、「問う力」を養っていくためのサブスクリプションサービスです。

無料登録する