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Vol. 2

織り込み済みの利上げに見える日銀の“胸の内”、そして次の「2つの焦点」とは

2026年6月17日


<span>織り込み済みの利上げに見える日銀の“胸の内”、そして次の「2つの焦点」とは</span>
16日の会合後、会見に臨んだ日銀の内田眞一副総裁 REUTERS/Kim Kyung-Hoon

日銀は16日の金融政策決定会合で、政策金利を0.75%から1.0%に引き上げることなどを決めた。植田和男総裁の欠席を経て、完全に「織り込み済み」となっていたこの決定が意味することとは何か。そして次なる焦点はどこに移るのか。かんぽ生命保険エグゼクティブ・フェローの中空麻奈氏にきいた。

植田総裁の欠席を経て

 今回の日銀の決定は当初から織り込まれていた内容で、為替レートには大きな影響がなく、直後の日経平均株価は一時7万円台に乗せました。事前の十分な“地ならし”の甲斐あってか、日銀の目論見通り市場の混乱を避けられたという意味では、及第点といえる決定だったのではないでしょうか。

 利上げが既定路線だったからこそ、むしろ植田和男総裁の入院の方が、会合前の注目点になっていたように思います。

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