政治

“韓国の橋下徹?”李俊錫は保守野党糾合のエンジンとなるか

2021年6月17日


<span>“韓国の橋下徹?”李俊錫は保守野党糾合のエンジンとなるか</span>

国会議員当選ゼロだがハーバード卒のエリート、コメンテーターとして活躍中の36歳が、保守系最大野党「国民の力」代表の座に駆け上がった。反フェミニズムを批判されつつ若年男性の支持を集める「公正な競争」論者の最大の仕事は、来年3月の大統領選で保守野党統一候補をつくることだ。

 韓国の野党第1党「国民の力」は6月11日、ソウルで党大会を開き、党代表に36歳で国会議員経験もない李俊錫(イ・ジュンソク)氏を選出した。

「国民の力」は国会300議席中102議席を持つ最大保守政党だが、韓国の憲政史上、30歳代の、しかも国会議員経験のない若者が党首の座についたのは前例がなく、「李俊錫」という世代交代の旋風は、野党だけでなく韓国政界全体を揺るがしている。

 韓国の大統領選挙の被選挙権は40歳以上のため、李俊錫代表は来年3月の大統領選挙には出馬できないが、次期大統領に相応しい指導者の世論調査でトップを走る尹錫悦(ユン・ソクヨル)前検察総長の動きと合わせ、韓国政界の台風の目になっている。

「韓国のトランプ」あるいは「橋下徹」?

 李俊錫氏は1985年3月にソウル市で生まれ、名門高校で知られるソウル科学高校からハーバード大学に進み、経済学とコンピューターを専攻したエリートだ。高校で学生会長、大学でも韓国人学生会の会長を務めたというから、学生時代から政治的な志向が強い若者だったようだ。父親はソウル大学卒の証券マン。……

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