経済・ビジネス

投資の善悪

2022年9月21日


<span>投資の善悪</span>
日本人の「貯蓄好き」は変わるのか(C)takasu/stock.adobe.com

世界の利上げドミノの中でマイナス金利を続ける日本は今や珍獣レベル。それでも「投資は悪」との根強い価値観から預貯金は増える一方だ。高校での投資教育が始まったが、果たして?

 

「むかしむかしのことじゃった」という市原悦子のナレーションで始まる『まんが日本昔ばなし』。1975年から20年間つづいた長寿番組だ。この番組の終了から時を経ずして、日本では、日本銀行によるゼロ金利政策が始まり、2016年にはマイナス金利に突入し、金利がない世界が20年以上続いている。

 

 世界は今年に入り金利を引き上げる中央銀行が続出している。日本とともにマイナス金利を続けてきたEUはすでに解除し、スイスも解除の方向に向かっている。日本は金利の世界においては、これからもマイナス金利継続という珍獣レベル。珍しい国になってしまった。

 インフレで金利が付かない預貯金は目減りが必至だが、日本人は預貯金がいまだに大好きだ。家計の現預貯金は2022年6月末時点で1102兆円に上り、主要国の中でもダントツで預金している。……

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