カルチャー

消えない「人種差別」闘い挑む米ゴルフ界のアクション

2021年1月18日


<span>消えない「人種差別」闘い挑む米ゴルフ界のアクション</span>
バレンチノ・ディクソンさんが描いた作品の一部。上段左端がミシェル夫人からオバマ前大統領に贈られたもの(ディクソンさんの公式HPより)

 コロナ禍の厳しさが増した昨年12月に米ゴルフ界のビッグニュースと呼べるものは別段、見当たらなかったが、クリスマス明けには1つ、嬉しいニュースが流れた。

 バラク・オバマ前大統領の妻ミシェル夫人が、夫に「バレンチノ・ディクソンさんの絵をプレゼントした」という見出しを見たとき、私は小躍りしたくなるほど嬉しくなった。

 ディクソンさんのことを私が知ったのは、2018年の秋だった。米ツアーの試合会場のメディアセンターで、顔見知りの米メディアから、こんな話を聞かされたのだ。

「1991年に誤認逮捕され、殺人の罪を着せられて27年間、全米屈指の悪名高き刑務所と呼ばれるニューヨーク郊外の刑務所で服役していた48歳(当時)の黒人男性、バレンチノ・ディクソンさんが、刑務所の中でゴルフコースの絵を描き続け、その絵が元で冤罪が晴れ、自由の身になった」……

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