松山英樹(29)が日本人初、アジア人初の「マスターズ」優勝を目指して戦っていた最終日、米国のTV中継局である『CBS』は、驚いたことに、優勝争いの真っ只中で「日本語の会話」を数秒間、流した。
それは、日本で大会を中継していた『TBS』の小笠原亘アナウンサーと解説者の中嶋常幸プロ(66)の会話だった。彼らの日本語の肉声を、そのまま挟み込んで米国の視聴者に紹介したのだ。
松山がピンそばに付け、「来ました! バーディチャンス!」という具合に小笠原アナが声を張り上げると、中嶋プロも興奮気味に呼応し、逆に松山がミスしたときはどちらも痛恨の声を上げて意気消沈。そんな生々しいやり取りを、断片的ではあったが、アメリカの中継の中でそのまま流した。
その場で翻訳されたわけではないから、その日本語の内容は、在米の日本人など視聴者全体のわずかしか理解できなかったと思う。……