連載 > 社会

トランプ、習近平、プーチンによる“新・協商”時代

2026年6月9日


<span>トランプ、習近平、プーチンによる“新・協商”時代</span>

中国の「二枚舌外交」か米中ロの協商か

 5月20日、北京で習近平中国国家主席がロシアのプーチン大統領と会談した。


〈両国首脳は「中露善隣友好協力条約」を引き続き延長することで一致した。新華社が伝えた。/習主席は「25年前、中露両国は善隣友好協力条約に署名し、長期的な善隣友好と包括的・戦略的協力の制度的基盤を法的形式で確立した。これにより、中露関係は飛躍的発展を遂げた。現在、国際構造に大きな変化が生じ、世界は『ジャングルの掟』へ逆戻りする危険に直面している。こうした中、『中露善隣友好協力条約』の先進性、科学性、そして現実的価値は一層際立っている。中国側は条約の延長を支持し、ロシア側と共に条約の精神を厳守し、『背中を預け合う』中露の戦略的協力を揺るぎなく推進していく」と述べた〉(5月20日「人民網」日本語版)


「ジャングルの掟」とは、アメリカがベネズエラやイランに対して行っている武力による現状変更の試みを指す。他方、両首脳はロシアによるウクライナ侵攻については問題視せず、中ロ善隣友好協力条約の現実的価値を高く評価するとともに「背中を預け合う」中ロの戦略的協力を継続する意思を表明した。

おすすめの動画

すべて見る
戻るボタン 次へボタン

ニュースレターを購読する

新潮QUEは、「問う力」を養っていくためのサブスクリプションサービスです。

無料登録する